各地で雪…竜巻も 今後も天気大荒れに警戒
東京では、朝から冷たい雨となり、関東でも、群馬県などで雪が降りました。11日夜から14日にかけて北海道から、東北、北陸地方などでは、大雪や猛吹雪など大荒れの天気になる見込みで警戒が必要です。
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11日午前8時前、東京から約200キロ離れた御蔵島で撮影された映像では、雲が海面に向けて1本の線でつながり、海上の竜巻ができています。撮影者によると、竜巻はかなりのスピードで移動し、3、4分で消えてしまったということです。
一方、東京は朝から冷たい雨となりました。
街の人は──
「寒いですね。また雪降るんじゃないかなと思いました」
「手袋の中に携帯カイロ入れて、それで手袋をしています」
関東北部でも午後になり雪が降り、午後3時半すぎには、群馬・みなかみ町の谷川岳ロープウエーで、積雪が2メートルを超えていました。雪は昼ごろから降り始め、時間を追うごとに強くなってきているといいます。
北海道札幌市では、午後になり雪と風が強まってきました。札幌市の午後5時現在の積雪は、42センチになっています。
北陸、石川県の金沢市でも、午後になり雨が強まってきています。
そして、警戒が必要なのが今後です。北海道付近で低気圧が発達し、強い寒気が流れ込むため、11日夜から14日にかけて、北海道から、東北、北陸地方などでは、大雪や猛吹雪など大荒れの天気になる見込みなのです。
市街地でも急激に積雪が増える可能性があり、交通障害や路面の凍結などに警戒が必要です。