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米5G“影響恐れ”ANAとJAL一部欠航

2022年1月19日 0:27

全日空と日本航空は、アメリカでサービスが始まる高速大容量の通信5Gの電波の影響を受ける恐れがあるとして、日本とアメリカを結ぶ一部の便の欠航を決めました。

全日空によりますと、アメリカの航空当局が19日からサービスが始まる5Gの電波が航空機の電波高度計に影響を与える可能性を指摘し、今月13日に影響を受ける可能性があるアメリカ国内の空港を示したということです。

これを受け、ボーイング社が18日、対象となる空港で777型機を運航する航空各社に対し、着陸時の機体姿勢制御に影響を及ぼす可能性があるとし、運航の制限を求めたということです。

全日空は、18日夜から20日までの日本とニューヨークやロサンゼルスなどを結ぶ旅客便10便と貨物便10便の欠航を決めました。日本航空も19日に発着する旅客・貨物便あわせて8便の欠航を決めています。