海保の去年の覚醒剤押収量 前年比2倍以上
海上保安庁は、去年の覚醒剤の押収量が前年比で2倍以上となったと発表しました。
海上保安庁によりますと、去年、摘発した覚醒剤の密輸は5件で、押収量はおよそ486キロ、末端価格およそ292億円相当だということです。
2020年に比べると、押収量は2倍以上に増えていて、手口としては海上コンテナ貨物に隠すなど大口化・巧妙化しているとしています。
また、去年の密航の摘発が5件で合計8人となり、過去5年間で最多となりました。
海上保安庁の奥島長官は19日に行われた定例の会見で、「悪質巧妙化する犯罪の未然防止や、取り締まりに積極的に取り組む」と強調しました。