花粉飛散予測 東京は2月上旬から飛散か
日本気象協会が発表した春の花粉飛散予測(第3報)によると、2月にかけて気温は全国的に平年並みか低くなる予想で、冬らしい寒さによって休眠打破が順調に行われ、スギ花粉の飛散開始時期は、九州から東北にかけて例年並みの時期となる見通しです。
2月上旬に九州や四国、中国、東海、関東の一部から花粉シーズンに突入し、東京でも2月11日に飛散が始まる予想となっています。
また、各地のスギ花粉飛散のピークは、福岡や高松で2月下旬から3月上旬、広島や大阪、名古屋で3月上旬から中旬となる見込みです。金沢や東京、仙台では3月上旬から中旬となるでしょう。
そして花粉の飛散量は、前シーズンと比べて、九州や東北では地域差が大きくバラつきがあり、四国や中国、近畿では少なくなる見込みです。
一方、東海や北陸、関東甲信、北海道では前シーズンより多くなりそうです。九州や北陸、東北、北海道では非常に多く飛ぶ地域もある見込みで、前シーズンは症状が弱かった方も万全な花粉症対策が必要になりそうです。
スギ花粉は、飛散開始と認められる前から、わずかな量が飛び始めます。2月上旬に飛散開始が予測される地域では、1月のうちから早めの花粉対策を始めておきましょう。