19日午後に震度6弱の地震を観測した石川県能登では震度1～2の余震が続いていましたが、20日午前10時31分ごろ、震度5強の地震がありました。この地震による津波の心配はありません。

震源地は石川県能登地方、震源の深さは14キロ、地震の規模を示すマグニチュードは5.0と推定されます。震度5強を観測したのは、珠洲市、震度4を観測したのは、能登町などとなっています。

能登地方では19日午後3時過ぎに震度6弱の揺れがあって以降、震度1から2程度の地震が本震含めて11回続いていました。19日の震度6弱の地震では珠洲市内で5人、能登町で1人のけが人が出ています。

北陸電力によりますと、運転停止中の志賀原子力発電所に異常は確認されていないということです。

奥能登広域消防には、10時45分現在、被害の情報は入っていません。