KDDI通信障害 全国の“気温や降水量”気象庁に送信できず
KDDIの通信障害で、全国各地で観測した気温や降水量のデータが気象庁に送信できない影響が出ています。
気象庁によりますと、KDDIの通信障害の影響で午前2時頃から全国各地のアメダス観測ポイントで観測した気温や降水量などのデータを気象庁に安定して送信できない状況になっているということです。
全国にあるおよそ1300か所のアメダス観測点のうち、KDDIの通信回線を使っている最大でおよそ900か所のデータ送信に影響が出る可能性があるということです。
現在、気象庁ホームーページでは気温などのデータが一部で表示できなくなっているところがあります。
気象庁は、アメダスのデータ以外にも気象衛星や気象レーダーからも雨雲などの状況は把握できるため警報や注意報、天気予報の発表には大きな影響はないとしています。