精神疾患を理由に休職した教職員 過去最多
昨年度、精神疾患を理由に休職した教職員の数が過去最多となりました。
文部科学省によりますと、昨年度、精神疾患を理由に休職をした公立学校の教職員の数は6539人で、調査開始以来、過去最多になったということです。
理由について文科省は、教員間で分担する業務の量や質にばらつきがあることや、保護者からの過度な要望や苦情への対応業務などが負担になっていることが考えられるとしています。
一方、性犯罪や性暴力などで懲戒処分などを受けた教職員の数は242人で、そのうちほぼ半数の119人が児童生徒に対するものでした。
また、体罰により懲戒処分を受けた教職員は397人にのぼるということです。