海自幹部が部下にセクハラとパワハラ 停職20日の懲戒処分
海上自衛隊は、部下にセクハラとパワハラを行ったとして、男性幹部を停職20日の懲戒処分にしました。
海上自衛隊によりますと、5日付で停職20日の懲戒処分としたのは40代の2等海佐で、2021年12月に、妊娠した部下の女性に対し、「職場の雰囲気を乱し、人事に迷惑をかける」と発言するセクハラ行為を行ったということです。
また、2021年4月から去年4月にかけて、その女性を含む部下2人に対し、「やる気がないんだな」「どうして上司の意がくめないんだ」などの抑圧的な発言を繰り返すパワハラ行為もしていたということです。
2021年11月に防衛省パワハラホットラインに匿名で通報があり発覚したもので、本人は行為を認めているということです。
海上自衛隊は、「大変重く受け止めている。教育、指導を徹底し、再発防止に努める」とコメントしています。