昨年度、精神疾患などで休職した教職員の数が5897人と過去最多だったことがわかりました。

文部科学省によりますと、昨年度、精神疾患などにより休職をした教職員の数は5897人で、1979年の調査開始以来、過去最多になったということです。コロナ禍において業務が複雑化したことや業務量が増加したことなどが原因とみられています。

性犯罪や性暴力などで懲戒処分を受けた教職員の数は215人で、そのうち児童生徒に対するものは93人でした。さらに、体罰により懲戒処分を受けた教職員は340人にのぼるということで、文部科学省は「体罰など根絶に向けて、徹底した指導を実施したい」としています。