関東甲信地方で大雪 坂道で進めず…渋滞も 凍える寒さにサルも身を寄せ合う
気象庁は10日、東京都、埼玉県、群馬県などに大雪警報を発表しました。東京都心では、雪とともに日中も気温が上がらず、正午になっても0.5℃と凍える寒さとなりました。
梅まつりが開催されている東京・江東区の亀戸天神社には、この雪の中、合格祈願を願って参拝に訪れる人の姿がありました。中には、梅の花に雪が積もる珍しい風景を見に来た人も。春の息吹を感じさせながらも、寒さに耐え忍ぶ梅を撮影していました。また、東京・高尾山では雪が降る中、サルが身を寄せ合う「サル団子」が見られました。
雪で交通機関にも影響がでています。首都高速道路では立ち往生を未然に防ぐため、一部の区間で予防的通行止めを行っているほか、一時、50か所以上の入り口が閉鎖されました。
関東内陸を中心に降った大雪。神奈川・箱根町の国道1号では坂道でタイヤが滑り、進めなくなった車が続出。道路の至る所で発生し、渋滞となっていました。また、全域で大雪警報が出されている山梨県では、河口湖で20センチ以上の積雪(午後3時時点)となっています。
このあと、関東甲信では山沿いを中心に、10日夜遅くにかけ大雪となる見込みで、路面の凍結などに警戒が必要です。
※詳しくは動画をご覧ください。(2月10日放送『news every.』より)