東電、2回目の燃料デブリ取り出しに着手 福島第一原発
東京電力は15日、2回目の燃料デブリの取り出しに着手したと発表しました。
福島第一原発には合わせて880トンの燃料デブリがあるとされ、去年11月に、事故後初めて2号機で取り出しが行われました。
2回目の取り出しも同じ装置を使って行われ、東京電力は15日の午前10時3分に格納容器に通じる穴に装置が入ったことから、取り出しに着手したと発表しました。
前回は着手から1週間程度でおよそ0.7グラムの燃料デブリを採取していて、今回はより原子炉の中心に近い場所から3グラム以下の採取を試みます。
東京電力は、燃料デブリのサンプルを増やすことで、廃炉作業に向けた分析に生かす考えです。
最終更新日:2025年4月15日 11:00