東北電力「女川原発2号機」の原子炉停止 計測機器の不具合点検のため
東北電力は、3日に「発電再開」を予定していた宮城県の「女川原発2号機」について、計測機器の不具合を点検するため、4日午前8時半過ぎ、原子炉を停止したと発表しました。
東北電力によりますと、「女川原発2号機」では、4日午前2時ごろから原子炉内で制御棒の挿入を開始し、午前8時36分、原子炉を停止しました。
「女川原発2号機」は先月29日、13年7か月ぶりに原子炉を起動し、3日に「発電再開」の予定でした。
しかし、発電再開前の3日午前11時ごろ、原子炉内の中性子を測る機器が作業中に動かなくなる不具合が発生しました。今後、原子炉の熱が下がってから格納容器に立ち入り、原因を調べる予定です。放射性物質の漏えいなどはないということです。
東北電力は、「発電再開」の時期は未定としています。