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誤使用による死亡事故、最多は石油ストーブ

2010年3月31日 14:37
誤使用による死亡事故、最多は石油ストーブ

 製品の誤った使い方をしたことが原因とみられる死亡事故件数が調査機関から発表され、その結果、1位が石油ストーブ、2位が電動車いす、3位がガスコンロだったことがわかった。

 製品評価技術基盤機構(=nite)によると、今年度に起きた誤った使用が原因とみられる製品事故のうち、死亡者数が最も多いのは石油ストーブで11人、続いて電動車いすが9人、ガスコンロが7人だったという。

 石油ストーブは、給油口のフタの締め方が不十分で、灯油が漏れて火災になるケースが多いという。電動車いすは、操作ミスで車道に出たり、溝に落ちたりする事例が多く見られるという。ガスコンロは、火にかけた天ぷら鍋を放置したままにして火災になるケースがあったという。

 niteは「製品本体や説明書に書かれている注意点を守って使用してほしい」と呼びかけている。