日本大学アメフト部の薬物事件の対応などをめぐり辞任することが決まっている澤田副学長の後任が発表されました。

日本大学は、アメフト部の薬物事件の対応をめぐり、今月末で副学長を辞任する澤田康広副学長の後任に、日大歯学部の中島一郎特任教授を選任したことを発表しました。

澤田副学長をめぐっては、一連の薬物事件が発生する前の今年7月の大学の調査で、アメフト部の寮から大麻とみられる植物片が発見されたあと、警視庁に報告するまでに12日間保管していたことが問題視されていて、大学の第三者委員会からも「隠ぺい体質を疑わせ、信用を著しく失墜させた最大の原因」などと厳しく指摘がされていました。

大学は中村新副学長の任期について、来年の1月1日から3月31日までとしています。