住宅街が“水浸し” 水道管が破損…老朽化が原因か 北海道
9日未明、北海道札幌市の住宅街で水道管から水が漏れ、大量に道路に流れ出ました。泥水が勢いよく道路を流れ、泥が車庫にまで入り込んだ家も…。地下に埋まっている水道管にヒビが入ったためだということで、札幌市によると水道管は50年前に設置されたもので、老朽化の可能性もあるということです。(水道管は9日午後4時半ごろ復旧)
水道管の老朽化は、全国で問題になっています。水道管の法定耐用年数は40年ですが、厚生労働省によると、2019年度には全国の水道管の19.1%が法定耐用年数を超えたということです。
厚労省は工事が進まない原因の1つとして、水道事業者が主に市町村単位と小規模で、人口減少などで経営状態も厳しく、工事に対応しきれていない現状があるとしています。
※詳しくは動画をご覧ください。(12月9日放送『news every.』より)