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原発10キロ圏内で大規模捜索 事故後初

2011年4月14日 19:47
原発10キロ圏内で大規模捜索 事故後初

 福島県警は14日、福島第一原発から10キロ圏内の浪江町で、事故後初めてとなる大規模な行方不明者の捜索を行った。

 捜索に参加したのは福島県警の機動隊員ら約300人。捜索は第一原発から約7キロ離れた浪江町請戸地区で行われ、ブルドーザーなどの重機は持ち込まず、隊員が手作業で行方不明者を捜した。14日の捜索で6人の遺体が収容されたという。福島県警は、15日以降も捜索を続けることにしている。

 また、機動隊員と同様に、取材スタッフも防護服を着用し、現場では放射線量を確認しながら取材を行った。