成田空港、A滑走路閉鎖…貨物機の撤去作業中 きょう未明に緊急着陸
成田空港では13日未明、緊急着陸した貨物機の撤去作業に時間がかかっているため、2本ある滑走路のうち1本の滑走路を閉鎖して作業が続けられています。
国土交通省や空港会社によりますと、12日夜、成田空港からロサンゼルスに向かっていたアメリカの貨物航空会社アトラス航空の貨物機が、機体に不具合があるとして緊急事態を宣言したうえで、成田に引き返して13日午前1時すぎ着陸しました。
その後の調査で、機体左側のタイヤがバーストしていたほか、ホイールにも損傷があり、修復作業を進めていましたが損傷が大きいため、現在もA滑走路から機体を動かせない状況が続いているということです。
成田空港は2本の滑走路があるため、もう1本の滑走路を使って13日朝は通常通りに運用をおこなっていますが、A滑走路の復旧の見通しはたっていないということです。