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「東京」の気象観測地点、50年ぶり移転へ

2011年7月28日 22:07
「東京」の気象観測地点、50年ぶり移転へ

 気象庁は、気温や雨量を観測する「アメダス」の観測施設を東京・千代田区の北の丸公園内に新たに設置し、28日に公開した。来月1日から気温や雨量などの気象観測が行われる。

 気象庁は現在、東京・千代田区大手町の庁舎前にある観測施設のデータを「東京」の気象記録として発表しているが、庁舎が東京・港区虎ノ門に移転することに伴い、新たな観測場所を設置した。北の丸公園の施設は、来園者のための見学通路や観測データの表示板も設けられている。

 気象庁によると、大手町での観測は64年から続けられてきたが、14年からは北の丸公園での観測データが「東京」の気象記録として発表されることになる。