ビッグモーター“街路樹問題” 都が約1600万円負担命じる 原状回復工事は都が担当
中古車販売大手、「ビッグモーター」の店舗前の街路樹が枯れた問題で、東京都は3日、原状回復にかかる費用など、およそ1600万円を負担するようビッグモーターに命じました。
東京都はこれまで、都内14店舗の前にある植え込みの土壌調査を行い、除草剤の成分が検出された9店舗について、警察に被害届を提出しています。
そして3日、ビッグモーターに対し、この9店舗の土壌調査にかかった費用や今後の原状回復などにかかる費用、およそ1600万円を負担するよう命じました。
納付期限は今月13日までとしていて、土壌の入れ替えや枯れた木の植え替えなどの原状回復工事については都が行うということです。
都によるとビッグモーター側は「命令に従って速やかに納付する」としているということです。