東京都モニタリング会議 コロナとインフル同時流行に警戒
東京都は、新型コロナのモニタリング会議で、新型コロナとインフルエンザの同時流行に警戒感を示しました。
東京iCDC専門家ボード・賀来満夫座長「都においても(インフルエンザと)新型コロナウイルスとの、同時流行にも対応できるよう準備を進めていくことが大変重要である」
23日の会議では、今週、都内の小学校で都内の公立学校としては新型コロナの流行以来、初となるインフルエンザによる学年閉鎖が行われたことや、現在、冬にあたるオーストラリアでインフルエンザの流行が拡大していることなどが報告されました。
その上で、今後、都内でも「新型コロナとの同時流行の可能性がある」として、インフルエンザのワクチン接種など対策が必要と指摘されました。
また、都内の感染者の7日間平均が5週間ぶりに増加したことが報告され、専門家は、「増加傾向が続くかはまだわからないが、下げ止まった」との見解を示しました。