夏の行楽シーズン前に「110番」の適正利用を呼びかけ 「免許の更新手続き」など…約3割が不要不急の相談
110番通報の件数が増加する夏の行楽シーズンを前に、神奈川県警が110番の正しい利用を呼びかけています。
「110番は事件や事故等の緊急事態が発生した時にご利用していただく電話番号です」
神奈川県警は18日から県内の商業施設や駅、サッカースタジアムで動画を使って110番の正しい利用を呼びかけます。
神奈川県警には去年1年間で過去最多となる106万件以上の通報が寄せられましたが、このうちおよそ3割は免許の更新手続きに関する問い合わせなど、不要不急の相談で、中には、「タクシーを呼んでほしい」「玄関にセミがいて困る」などといった警察の職務とは関係のない電話もあったということです。
神奈川県警は本当に助けを求める人の通報に素早く対応できるよう、不要不急の相談や要望は最寄りの警察署や警察相談ダイヤル「#9110」に連絡してほしいとしています。