夏休みの予算 3年連続増も…「お金を使う人」と「使わない人」の二分化が顕著に 生命保険会社調査
この夏休みに使う予定のお金、金額は3年連続で増えた一方で、減らすと回答した人が去年より増えるなど、二分化していることが生命保険会社の調査で明らかになりました。
この調査は、明治安田生命が先月14日から21日にかけて全国の20代から50代までの男女合わせて1120人に、インターネットでアンケートしたものです。
その結果、今年の夏休みに使う予定の金額は1世帯あたりの平均で8万2964円と、去年の7万2668円より1万円以上増え、3年連続の増加となりました。
こうした中、使う金額を去年より「増やす」と回答した人は全体の16%でしたが、「減らす」と回答した人は20%と去年よりも増え、逆転する結果となっています。
増やす理由については「旅行に行くため」が72.6%で最も多く、物価高や円安の影響で旅行費用が高騰する中でも惜しみなくお金をかける人が多数いることが要因として挙げられています。
一方、減らすと答えた人のうち6割以上が「物価高騰により家計が厳しくなったため」としています。
明治安田生命は今年の傾向について物価高でも「お金を使う人」と「使わない人」の二分化が顕著になっていると分析しています。