震災を経験していないけど…小学生が作った地域防災マップ、全国コンクールで文部科学大臣賞(宮城・石巻市)
宮城・石巻市の小学生たちが作った地域の防災マップが、全国のコンクールで最高賞のひとつ文部科学大臣賞に輝きました。
震災を経験していない子どもたちが、地域の人に話を聞きながら作り上げた防災マップです。
石巻市の大街道小学校。
10日午後、コンクールの表彰式が開かれ、5年生の児童に賞状が手渡されました。
その防災マップ。
地域の津波避難ビルや防災倉庫、危ないと思う場所などが、色別に細かく記されています。
マップを作った児童
「赤い画用紙、赤いシールなど赤い色は、危険箇所を指している場所になります」
40人の児童が、昨年度 被災した人たちから直接話を聞いたり、地域をくまなく歩いたりして、約4か月かけて完成させました。
そのマップが、今回日本損害保険協会が行う全国コンクールで、宮城県内で初めて文部科学大臣賞に選ばれたのです。
児童
「このマップを作った目的は、自分たちも(東日本大震災を)経験していないけれども、みんなにより改めて災害に備えてほしいという気持ちでつくりました」
10日午後、コンクールの表彰式が開かれ、5年生の児童に賞状が手渡されました。
その防災マップ。
地域の津波避難ビルや防災倉庫、危ないと思う場所などが、色別に細かく記されています。
マップを作った児童
「赤い画用紙、赤いシールなど赤い色は、危険箇所を指している場所になります」
40人の児童が、昨年度 被災した人たちから直接話を聞いたり、地域をくまなく歩いたりして、約4か月かけて完成させました。
そのマップが、今回日本損害保険協会が行う全国コンクールで、宮城県内で初めて文部科学大臣賞に選ばれたのです。
児童
「このマップを作った目的は、自分たちも(東日本大震災を)経験していないけれども、みんなにより改めて災害に備えてほしいという気持ちでつくりました」
災害時に危ないと考えた「老朽化したブロック塀の場所」など、二次元コードを読み込むと写真も確認できるようにしました。
こうした工夫で、実用的なものになっているだけではなく、協力してくれた地域の人たちの復興にかける思いも伝わると、評価されました。
児童
「大震災のあったときはまだ生まれてなかったが、またそういうのが来た時にこのマップをもとにして1人でも多く助けられたらいい、と思いました」
子どもたちが作った防災マップは、日本損害保険協会のHPで公開されています。
最終更新日:2025年3月11日 6:30