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工場排水から高濃度セシウム 千葉・市原市

2011年11月2日 19:19
工場排水から高濃度セシウム 千葉・市原市

 千葉県は2日、市原市のセメント会社「市川エコセメント」の工場排水から、9月と10月の2度にわたり、一リットルあたり1000ベクレルを超える放射性セシウムが検出されていたと発表した。これは、国が定めた当面の基準の14倍にあたるという。

 この会社は、千葉県内の34の自治体から排出される焼却灰などをリサイクルした「エコセメント」を製造していて、要請に基づき、2日に排水を停止したという。

 千葉県は2日、立ち入り検査を行い、調査に乗り出した。