東電、2号機は「臨界ではなく自発核分裂」
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福島第一原子力発電所2号機で、核分裂反応が起きた時にできる半減期の短い放射性物質「キセノン135」が検出された問題で、東京電力は3日、「臨界ではなく、自発核分裂だった」と説明した。
東京電力は、キセノン135が福島第一原発2号機から検出されたことについて、核分裂が連鎖的に起こる臨界の可能性が否定できないとして、詳しく調査していた。
3日の会見で、東京電力は、「臨界が起きるにはキセノン135の濃度が今回の1万倍以上は必要」などとして、臨界ではなく、通常の原子炉停止状態でもみられる自発核分裂だと判断したと説明した。