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埼玉県、岩手県内のがれき受け入れを表明

2012年1月30日 21:49
埼玉県、岩手県内のがれき受け入れを表明

 埼玉県は30日、東日本大震災により岩手県内で生じたがれきの一部を県内で受け入れて処理すると表明した。

 県によると、受け入れるのは岩手・野田村周辺の「木くず」で、放射性セシウムの濃度が一キログラムあたり100ベクレル以下のものとしていて、12年度からの2年間で計5万トンの受け入れを予定している。このうち、4万トンについては、熊谷市と横瀬町にある民間の工場で、セメントの製造に利用することが検討されている。

 県が震災のがれきを受け入れるのは初めてで、県は今後、地元住民への説明会を開き、理解を得た上で受け入れを始める方針。