「外国人労働者受け入れ拡大」で説明会
政府が、いわゆる単純労働の分野で外国人労働者の受け入れ拡大を決めたことをうけ、人手不足が深刻な製造業の関係者を対象にした説明会が行われた。
経産省が開いた説明会には,製造業の企業や業界団体の関係者ら300人弱が参加。経産省の担当者が、製造業も外国人労働者受け入れ拡大の対象になり得るとの考えを示したのに対し、出席者からは、受け入れる外国人にはどのような技能や日本語能力が必要かなどの質問があがった。
経産省は、外国人に求められる能力は業界によっても異なるとした上で、受け入れを希望する業界は、早急に方針を決めるよう求めた。
出席者(電機関連メーカー)「なかなか日本人人材は集まらない。現場の方の人手不足も考慮して、非常に興味を持ったので来ました」
今後、必要な法律の改正が進めば,早ければ来年度にも単純労働分野での外国人労働者の受け入れが始まる見通し。