陸自ヘリ事故 “機体”発見海域で飽和潜水を再開
沖縄県・宮古島沖で陸上自衛隊のヘリコプターが消息を絶った事故から16日で10日。機体とみられるものが見つかった海域では、16日朝から飽和潜水が再開されました。
16日午前、宮古島市北部の池間島の沖合では、潜水艦救難艦「ちはや」が、深い場所でも安全な潜水が可能となる飽和潜水を再開しました。
防衛省関係者によりますと、この付近の海底では3日前にヘリの機体とみられるものが発見され、機体とともに3人から4人の人の姿も見つかっているということです。
潜水士が目視で確認するため、14日、「ちはや」から飽和潜水を開始しましたが、機材トラブルで中止となりました。
防衛省によりますと、天候も回復した16日朝から、飽和潜水を再開したということです。