陸自ヘリ捜索 「飽和潜水」あす以降に再開へ
沖縄・宮古島沖で陸上自衛隊のヘリコプターが消息を絶った事故から9日。機体とみられるものが見つかった場所での飽和潜水は15日は行われず、16日以降、再開される見通しです。
15日朝、宮古島市北部の池間島からは14日とほぼ同じ場所に停泊している潜水艦救難艦「ちはや」の姿が確認されました。
防衛省関係者によりますとこの伊良部島沖合の海底では13日にヘリの機体とみられるものが発見され、機体とともに3人から4人の人の姿も見つかっているということです。
さらに潜水士による目視で確認するため、14日に潜水艦救難艦「ちはや」では深い場所でも安全な潜水が可能となる飽和潜水を開始しましたが、機材トラブルのため中止となっていました。
15日は雨や風の強い状態が続く悪天候のため、飽和潜水は行われなかった模様で、16日以降の再開となる見通しです。
伊良部島周辺の海では引き続き24時間態勢の捜索が続いています。