「眠くなって意識が遠のいた」停車中の軽自動車に乗用車が追突…車炎上し1人死亡 東京・八王子市
20日朝に発生した2台の車が絡む事故。その直後の映像をカメラがとらえていました。
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事故直後の映像には、東京・八王子市の交差点で真っ赤な炎に包まれ、横転した車が。別の車がすぐそばを通り過ぎる様子も。その直後、大きな爆発音が。複数の消防車が到着した後にも、鈍い爆発音は、やまず。激しく燃える車のそばで…
「いるから早く来て!中いるから!中いる!」
“中にいる”という叫び声が響きました。
この約1時間半後にカメラがとらえたのは、横転し、焼け焦げた車。その対角線上には、歩道に乗り上げた白い乗用車が。この2台が絡む事故が起きたのは、午前7時前でした。
目撃者の通報
「車両が出火している」
警視庁などによると、現場はJR八王子駅から約1キロ、車で5分の距離。住宅が立ち並ぶエリアです。駅方面に向かう片側2車線の交差点の手前で停車中だった軽自動車。当時、赤信号だったといいます。その後ろにいた乗用車が、なんらかの理由で衝突。軽自動車は横転し、炎上したといいます。
火は約1時間半後に消し止められましたが、この事故で、軽自動車に乗っていた1人の死亡が確認されました。
今も、当時の衝撃の強さを物語る現場。
記者(20日午後2時すぎ)
「道路はアスファルトが黒く焼け焦げ、激しく燃えたことがわかります。衝突があった道路の対角線上の歩道には、ブレーキの跡でしょうか、“タイヤの跡”や“車の破片”が散乱しています」
警察が駆けつけた時には、歩道に乗り上げていたという乗用車。運転していたのは50代の女性で、車から自力で脱出し、軽傷だといいます。出勤する途中に前の車に衝突したという女性。警視庁の任意の調べに対し…
乗用車を運転した女性(50代)
「眠くなって意識が遠のいた」
警視庁などは詳しい事故の原因について調べています。