不正口座根絶へ 神奈川県警と8信用金庫が協定で連携強化
協定式の様子
特殊詐欺の振り込み先や犯罪者同士のカネのやり取りなどに悪用される不正な口座をなくそうと神奈川県警と県内の信用金庫が協定を結びました。
8日午後、横浜市で神奈川県警と県内8つの信用金庫の間で協定が結ばれ、犯罪収益の受け皿になる不正な口座の根絶に向けて連携を強めることを確認しました。
特殊詐欺の振り込み先や犯罪者同士のカネのやり取りでは売買された不正な口座が悪用されていて、今回の協定によってこうした口座に関する情報提供や不正な口座の開設・売買を防ぐための連携を強めていくということです。
警察によりますと、去年発生した特殊詐欺では振り込み先として約800の口座が悪用されていてこのうち4割ほどにあたる約330件は外国人名義の口座だったということです。