30日未明から沖縄県の尖閣諸島周辺の領海に中国海警局の船が相次いで侵入しましたが、その外側の接続水域には76ミリ砲を積んだ船が航行していたことがわかりました。

30日午前2時半すぎから尖閣諸島周辺の日本の領海に中国海警局の船4隻が相次いで侵入していましたが現在はすべて退去しています。

関係者によりますと、領海の外側の接続水域には午後2時前まで76ミリ砲を搭載しているとみられる5000トン級の船「海警2501」が航行していました。

この船が最後に確認された2020年5月には「砲」は搭載されていませんでした。

30日、尖閣諸島周辺には石垣市の調査船や日本の漁船が航行していてこれらを追うように中国海警局の船が航行していました。

海上保安庁は引き続き中国海警局の船に領海に侵入しないよう警告しています。