箱根駅伝に向けテスト走行 白バイ隊員の「夢の舞台」 神奈川県警
箱根駅伝まであと1週間。大会を前に選手の安全を守る神奈川県警の白バイ隊員がテスト走行を行いました。
26日午後、箱根駅伝に向けて芦ノ湖にやってきたのは、神奈川県警第二交通機動隊の白バイ隊員です。
隊員「復路のコースの下見。当日、人とか車がいるので、その想像をしながら」
白バイ歴16年の今村圭孝隊員(42)。トップを走る選手の安全を守るいわゆる「先導」を初めて務めます。交通量や観客の多い宮ノ下交差点や箱根湯本駅など実際のコースを走り、道幅などを確認しました。
箱根駅伝で選手の安全を守る白バイ隊員は、1か月ほど前から選手や中継車との距離の取り方や、身を乗り出す観客への的確な声かけなどの訓練を重ねてきました。
今村隊員「選手の安全を一番に確保しながら、みんな頑張って走っているので、心の中で一生懸命、応援しながら先導できればと思います」
「先導」を目指して警察官になったという今村隊員にとっても“夢の舞台”である箱根駅伝。1月3日の復路で選手の安全を守ります。