アメリカがユネスコ復帰表明の見通し 2018年に脱退
5年前にユネスコ=国連教育科学文化機関を正式に脱退したアメリカが、近く、復帰を表明する見通しであることがわかりました。
ユネスコ=国連教育科学文化機関は、フランス・パリに本部を置く国連機関の一つで、世界遺産の登録などを行っています。
ユネスコをめぐっては、アメリカがイスラエルに対する「偏見が続いている」ことなどを理由に、2017年に脱退の意思を表明し、翌年に正式に脱退していましたが、近くアメリカがユネスコに対し、復帰の意思を表明する見通しであることが関係者への取材でわかりました。
ユネスコに加盟すると、「世界遺産」や世界的に重要な資料の保存を目的とする「世界の記憶」などの新規登録に向けた申請などが行えるようになります。