兵庫・神河町の笠形山中腹にある「扁妙の滝」は毎年、寒さの厳しい時期になると、一面、氷に覆われる。滝は落差が６５メートルあるが、先週末から徐々に凍り始め、２９日には流れ落ちる水が何層にも重なり合うように岩肌に凍りついた。滝を訪れた人たちは幻想的な氷の造形美をカメラに収めていた。

　今後、さらに厳しい寒波が訪れると、流れ落ちる水の全てが凍りつくという。