春の全国交通安全運動が始まるのを前に、東京・新宿で３月３１日、人気タレント・コロッケさんらが交通安全を呼びかけた。

　買い物客らでにぎわう新宿駅では、警視庁新宿署の一日署長に就任したコロッケさんと警視庁のマスコット「ピーポくん」らが交通安全教室を開いた。また、新宿署の署員らが交通安全のグッズを配るなどして、６日に春の全国交通安全運動が始まるのに先駆け、交通ルールとマナーを守ることの大切さを訴えた。

　今年の東京都の交通事故による死者は３月２７日現在、３４人（前年同期比４人増）で、中でも６５歳以上の高齢者の死者は１４人（同５人増）となっている。警視庁は「交通ルールの徹底を図り、高齢者が巻き込まれる事故を減らしたい」としている。