グアテマラ火山噴火 死者99人に
中米・グアテマラで起きた火山の大規模噴火で、死者は、さらに増えて99人となった。現地では重傷者の治療も課題となっていて、重いヤケドをした子供らのアメリカの病院への搬送が始まった。
グアテマラ・フエゴ山で起きた噴火では大量の火山灰などによって捜索活動が難航している。6日は、これまであまり進んでいなかった山の南側でも捜索が行われた。地元当局によると、夕方までに確認された死者は99人となり、いまだにおよそ200人が行方不明となっている。
一方、現地では医療設備が不十分なため、重傷者の治療も課題となっている。こうした中、重いヤケドをした子供6人についてはアメリカの病院で専門的な治療を受けるため、米軍機でグアテマラを出発した。