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【1か月予報】秋の深まりは遅れ気味

2022年9月23日 4:24
【1か月予報】秋の深まりは遅れ気味

この先1か月の気温は、北海道から九州の広い範囲で、平年よりも高くなる見込みです。気温の面で、秋の深まりは遅れそうです。この先1か月の降水量は、関東甲信や東海などで平年並みか平年よりも多くなるでしょう。

■北日本(北海道・東北)

9月24日頃にかけては、大雨のところがあるでしょう。9月25日から9月30日頃にかけては、北海道や東北北部を中心に、秋晴れの日が多い見込みです。10月1日から21日頃にかけては、北海道のオホーツク海側・太平洋側で、例年と同様に晴れる日が多い見込みです。

この先1か月の降水量は、北日本の全域で、ほぼ平年並みの見込みです。

この先1か月の気温は、北日本各地で、平年より高いでしょう。特に9月30日から10月4日頃にかけては、平年よりかなり高くなる見込みです。東北では夏日になるところもあるでしょう。

9月20日朝、21日朝に冷え込んだことで、今後、紅葉・黄葉の始まる地域もあるでしょう。

■東日本(北陸・関東甲信・東海)

9月25日頃にかけては、関東甲信・東海を中心に大雨のところがあるでしょう。その後、27日頃にも雨が降りやすい見込みです。10月1日から7日頃にかけての天気は、東日本各地で、数日の周期で変わりそうです。10月8日から21日頃にかけては、関東甲信・東海で、例年よりも秋晴れの日が少ない見込みです。

この先1か月の降水量は、北陸では、ほぼ平年並みの見込みです。関東甲信・東海では、平年並みか平年より多くなるでしょう。

この先1か月の気温は、東日本各地で平年より高いでしょう。特に9月30日から10月4日頃にかけては、平年よりかなり高くなる見込みです。内陸では、最高気温が30度近くまであがる地域もありそうです。気温の面で、1週間から2週間程度、秋の深まりが遅れるとみられ、紅葉の見頃の時期は、例年よりも遅くなる可能性があります。

■西日本(近畿・中国・四国・九州)

9月24日から30日頃にかけては、近畿・四国・九州では雨の日があるでしょう。山陽では晴れる日が多い見込みです。10月1日から7日頃にかけては、近畿中南部・山陽・四国・九州では晴れる日が多くなりそうです。10月8日から21日頃にかけては、周期的な天気変化の中で湿った空気の影響を受ける時期があり、西日本各地で、平年に比べて晴れる日が少なくなるでしょう。

この先1か月の降水量は、近畿では、平年よりも多くなるでしょう。中国・四国・九州では、平年並みか平年より多くなる見込みです。

この先1か月の気温は、平年よりも高くなる見込みです。特に、近畿・中国・四国・九州北部では、9月30日から10月4日頃にかけて、平年よりかなり高い気温となる可能性があります。九州では10月初めでも真夏日になる地域がありそうです。山から始まる紅葉も、例年よりも遅くなりそうです。

■奄美・沖縄

9月24日から30日頃にかけては、高気圧に覆われて晴れる日もありますが、湿った空気の影響で雨の降る日もあるでしょう。10月1日から7日頃にかけては、沖縄では晴れる日が多い見込みです。10月8日から21日頃にかけては、奄美・沖縄ともに、例年よりも晴れる日が少ないでしょう。

この先1か月の降水量は、奄美・沖縄ともに、ほぼ平年並みの見込みです。

この先1か月の気温は、奄美では、平年より高いでしょう。沖縄では平年並みか高い見込みです。極端な暑さにはならないものの、10月初めでも真夏日になる地域がありそうです。

■1か月予報(9月24日~10月23日までのまとめ)

<気温の確率予想・低い・平年並み・高い>
北日本    :10%・20%・70%
東日本    :10%・20%・70%
西日本    :10%・20%・70%
奄美・沖縄  :20%・40%・40%

<降水量の確率予想・少ない・平年並み・多い>
北日本(日本海側):40%・30%・30%
北日本(太平洋側):30%・40%・30%
東日本(日本海側):30%・30%・40%
東日本(太平洋側):20%・40%・40%
西日本(日本海側):30%・30%・40%
西日本(太平洋側):30%・30%・40%
奄美・沖縄    :30%・30%・40%

<日照時間の確率予想・少ない・平年並み・多い>
北日本(日本海側) :30%・30%・40%
北日本(太平洋側) :30%・40%・30%
東日本(日本海側) :40%・30%・30%
東日本(太平洋側) :40%・40%・20%
西日本(日本海側) :40%・30%・30%
西日本(太平洋側) :40%・30%・30%
奄美・沖縄     :40%・30%・30%

(参考:気象庁・2週間気温予想・季節予報)