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【1か月予報】秋の深まりはスローペース

2022年9月9日 7:04
【1か月予報】秋の深まりはスローペース

この先1か月の気温は、全国の広範囲で、平年よりも高くなる見込みです。西日本、東海、関東などでは、9月中旬は、西日本から関東で真夏日になる所がありそうです。秋の深まりは、例年よりも遅れるでしょう。

■北日本(北海道・東北)

9月10日から16日頃にかけて、北海道では、高気圧に覆われて晴れる日が多い見込みです。東北では太平洋側を中心に曇りの日が多い見込みです。9月17日以降の天気は、数日の周期で変わるでしょう。

この先1か月の降水量はほぼ平年並みの見込みです。

この先1か月の気温は、平年より高いでしょう。特に、9月16日から20日頃にかけては、北日本の全域で、平年よりかなり高くなりそうです。高い山から紅葉が始まりますが、中腹や麓の見頃の時期は、例年より遅れる可能性があります。

■東日本(北陸・関東甲信・東海)

9月10日から16日頃にかけて、北陸では晴れる日が多い見込みです。一方、関東甲信や東海では、曇りの日が多いでしょう。9月17日以降の天気は、北陸や東海では、数日の周期で変わるでしょう。関東甲信では、例年と同様に曇りや雨の日が多い見込みです。

この先1か月の降水量は、ほぼ平年並みの見込みです。

この先1か月の気温は、平年より高い見込みです。特に、北陸や東海では、9月14日から20日頃にかけて、平年よりかなり高くなりそうです。関東甲信でも9月16日から20日頃にかけて、平年よりかなり高くなるとみられます。この9月中旬は真夏日になる所が多いとみられます。気温の面で、秋の深まりは遅れそうです。山の紅葉は例年よりも遅くなる可能性があります。

■西日本(近畿・中国・四国・九州)

9月10日から16日頃にかけて、湿った空気の影響で、雲が広がりやすいでしょう。近畿中南部や四国、九州では雨の降る日があるでしょう。9月17日以降の天気は、近畿、中国、四国、九州で、数日の周期で変わるでしょう。なお、九州南部では、例年より晴れる日が少ない時期がありそうです。

この先1か月の降水量はほぼ平年並みの見込みですが、九州南部では平年より多くなる可能性もあります。

この先1か月の気温は、平年より高い見込みです。特に、近畿、中国、四国では、9月13日から20日頃にかけて、平年よりかなり高くなりそうです。九州北部では9月14日から20日頃にかけて、九州南部でも9月16日から20日頃にかけて、平年よりかなり高くなるとみられます。この9月中旬は、真夏日になる所が多く、この時期としては、厳しい残暑が続きそうです。

■奄美・沖縄

9月10日から16日頃にかけて、台風12号や湿った空気の影響で曇りや雨となるでしょう。9月17日から23日頃にかけては、湿った空気の影響を受けて、例年よりも晴れる日が少ないでしょう。9月24日以降は、例年と同様に晴れる日が多い見込みです。

この先1か月の降水量は平年よりも多くなるでしょう。

この先1か月の気温は、奄美では平年より高い見込みです。沖縄では平年並みか高い見込みです。なお、沖縄では9月10日から12日頃にかけて、台風12号による雨天で、気温が平年を下回りそうです。

■1か月予報(9月10日から10月9日までのまとめ)

<気温の確率予想 低い・平年並み・高い>
北日本:10%・30%・60%
東日本:10%・20%・70%
西日本:10%・20%・70%
奄美・沖縄:20%・30%・50%

<降水量の確率予想 少ない・平年並み・多い>
北日本(日本海側):40%・30%・30%
北日本(太平洋側):30%・40%・30%
東日本(日本海側):40%・30%・30%
東日本(太平洋側):30%・40%・30%
西日本(日本海側):30%・40%・30%
西日本(太平洋側):30%・30%・40%
奄美・沖縄:20%・30%・50%

<日照時間の確率予想 少ない・平年並み・多い>
北日本(日本海側):30%・30%・40%
北日本(太平洋側):30%・40%・30%
東日本(日本海側):30%・30%・40%
東日本(太平洋側):40%・30%・30%
西日本(日本海側):30%・40%・30%
西日本(太平洋側):40%・30%・30%
奄美・沖縄:40%・40%・20%

(参考:気象庁 2週間気温予想・季節予報)

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