ウナギの稚魚の漁獲量6割、過去最低に
日本一の養殖ウナギの産地・鹿児島県で、ウナギの稚魚「シラスウナギ」の今シーズンの漁獲量が昨シーズンの約6割にとどまり、過去最低となったことがわかった。
今シーズン、県内でのシラスウナギ漁は去年12月から今年3月まで行われた。県の調べによると、今シーズンの漁獲量は約150キロで、過去最低だった昨シーズンの約6割にとどまったことがわかった。これは、記録が残っている70年度以降では最も少ないという。
昨シーズンは不漁のため漁の期間が1か月間延長されたが、今シーズンは資源保護のため延長されなかった。