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汚染水漏れ タンク増設を前倒しして対応へ

2013年4月9日 9:03
汚染水漏れ タンク増設を前倒しして対応へ

 福島第一原発の地下貯水槽から放射性物質を含む汚染水が漏れている問題で、「東京電力」は、当面は地下貯水槽を使い続けながら、タンクの増設計画を前倒しして対応していく方針を明らかにした。

 汚染水漏れの原因について東京電力は、貯水槽に敷いた防水シートの上部に開けられた穴から漏れ出た可能性があることを明らかにした。敷地内に7つある地下貯水槽は全て同じ構造のため、他の貯水槽でも水漏れが起きる可能性が指摘されている。

 貯水槽には2万7000トンの汚染水がたまっているが、収容できるタンクが不足しているため、東京電力は、当面は貯水槽を使い続けながら、タンクの増設計画を前倒しして対応していく方針を明らかにした。汚染水を移す作業は12日に終わる見込み。

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