汚染水タンクに中古品 東電公表せず
福島第一原発で汚染水を保管しているタンクに、中古品が使われていることがわかった。東京電力は、耐久性には問題はないと説明している。
福島第一原発で増え続ける汚染水をめぐっては、保管するタンクから漏れ出るなどの問題が起きている。東京電力は、汚染水の保管に、別の工事現場などで使っていた複数の中古タンクを使用していることを認めているが、これまで公表はしていなかった。東京電力は「水漏れ対策として止水ゴムやボルトなどを新品に交換している」として、「中古であっても5年の耐久性があるので問題はない」と話している。
ただ、中古タンクをどこに、いくつ使用しているかについては把握していないという。