×

規制委 大飯原発の新基準適合評価で初会合

2013年4月19日 13:18
規制委 大飯原発の新基準適合評価で初会合

 国内で唯一稼働している福井県の大飯原発について、7月に施行される新しい原発の規制基準に適合しているかどうかを判断するため、19日から原子力規制委員会の「大飯原発現状評価会合」が始まった。

 19日の会合では、関西電力がこれまでに行った安全対策について報告した。関西電力は大飯原発について、地震や津波への対策は十分で、緊急時の対策拠点なども整備されているとして、3号機と4号機は新規制基準に適合していると主張した。これに対し、規制委員会は、より詳細な資料の提出などを求めた。

 規制委員会は今後、現地調査などを行い、6月中に評価結果をとりまとめる方針。