“虹”が横一直線に? 長野の上空で珍現象
長野県の長野市や中野市など北部で23日、上空に横一直線の虹のようなものが出現した。気象台によると、虹とは違う珍しい現象とみている。
中野市の一本木公園では午後1時頃、南西の上空に横一直線の虹のようなものが現れ、5分ほどでみるみる横へ広がっていった。長野地方気象台では雲の中の氷の結晶や水滴に太陽の光が屈折して起きる珍しい現象「環水平アーク」ではないかとみている。この現象は長野市などでも観測された。
虹は雨上がりに現れるが、23日の長野市や中野市は晴れの天気だったため、虹とは違う気象現象だという。美しい現象は15分ほどで次第に色が薄くなり、消えていった。