藤井聡太五冠の3連覇がかかる将棋の王位戦七番勝負第5局が5日から始まりました。

将棋の8大タイトルのひとつ、王位戦の七番勝負第5局は静岡県牧之原市の平田寺で行われています。

この七番勝負で、藤井五冠は第1局に敗れたものの、その後、3連勝し、3連覇まであと1勝と王手をかけています。

一方、あとがない挑戦者の豊島将之九段、対局前に、「かなり苦しくなっているが目の前の一局に集中してがんばりたい」と語っています。

お茶の産地としても知られる今回の対局地で、午前9時に豊島九段の先手で対局が始まると、藤井五冠はいつも通り、湯飲みに手を伸ばし、お茶を口に含んでから、駒を動かしました。

第5局は6日午後には勝敗が決まる見通しです。