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15歳の学力調査 日本の順位UP

2013年12月3日 21:05
15歳の学力調査 日本の順位UP

 世界の65の国と地域が参加したOECD(経済協力開発機構)の学力調査の結果が発表され、日本の高校1年生は前回の調査に比べて順位と平均点が上がった。

 この調査はOECD(経済協力開発機構)が、3年ごとに実施しているもの。65の国と地域の15歳・51万人を対象に読解力、数学、科学の活用力の3つの分野について調査を行い、3日に結果が発表された。

 それによると日本の高校1年生は前回の調査に比べて順位と平均点が上がった。加盟国内では読解力と科学の活用力はトップの成績で、数学は韓国に次いで2位となった。

 また加盟国以外も含めた結果では中国の上海と香港、シンガポールが全ての分野でトップ3を独占した。日本は読解力と科学の活用力が4位、数学で7位となっている。

 文部科学省では、これまでの少人数教育や習熟度別指導などの成果が出たのではとみている。