東京五輪担当相に遠藤元文部科学副大臣
政府は、新設した東京オリンピック・パラリンピックの担当相に遠藤利明元文部科学副大臣の起用を発表した。遠藤氏は「メダル獲得に全力を挙げたい」などと抱負を語った。
遠藤氏「セキュリティー、あるいは施設運営、何よりメダルを取らないと、国民の皆さん、納得できないと思いますから、そうしたことも含めて、全力を挙げて取り組んでいきたいと思っています。日本オリンピック・パラリンピックにしたいと。国民の皆さんが総参加できるように、そんな仕組みを考えて、皆さんで開くお祭りにしたいなと」
また、遠藤氏は日本テレビなどの取材に対し、建設費が膨らむ見通しのメーンスタジアム・新国立競技場について、大きなデザイン変更はしない考えを示した。
遠藤氏「新しい形では間に合わないのが一番大きな理由ですし、物理的に難しいこともあるし、今の形で決めたということですから、それに沿ってお手伝いする」
遠藤氏は新国立競技場を「確実に2019年春に完成できるようにしていきたい」と述べた。
遠藤氏は皇居での認証式を経て、正式に担当相に就任する。