新国立競技場の建設巡り、舛添都知事が苦言
2020年東京オリンピック・パラリンピックのメーン会場となる新国立競技場の建設について、舛添都知事は26日、文部科学省などに改めて苦言を呈した。
舛添知事「東京2020年大会が成功しないんですよ。メーンスタジアムがなかったら。そうでしょう。文科省、JSC(日本スポーツ振興センター)に任せていたのでは、この問題は解決しません。安倍首相自らが日本国政府の機関を全部総動員してやらない限り話にならない」
舛添知事はこう述べ、新国立競技場の建設計画が遅れていることなどについて、文部科学省などに対し改めて苦言を呈した。
また、文部科学省が東京都に求めている約500億円ともいわれる新国立競技場の整備費用の負担について、文科省からいまだ詳しい説明がないことについても、「いい加減な数字なら出す必要はない。私のところに来る必要もない」と怒りをあらわにした。