遠藤オリンピック・パラリンピック担当相は８日、舛添都知事と会談しメーン会場の新国立競技場について、改めて東京都に整備費用の負担を要請したが、具体額は示さなかった。

　遠藤五輪担当相「２０２０年のオリンピック・パラリンピックを　成功させるのは知事にとっては最大の課題。改めて今日は、お願いにきた」

　就任以来、初めて舛添知事との会談に臨んだ遠藤五輪担当相は、新国立競技場の整備費用の負担を改めて要請したが、具体的な負担額は示さなかった。これに対し、舛添都知事は協力する姿勢を示した上で、「どうやったら都民が納得する形になるのか、みんなで考える必要ある」として、総工費２５２０億円の財源の内訳を示してほしいと求めた。

　都への負担額の提示は棚上げした形で今後、国と都の事務方が話し合い、結論を出していく方針。