五輪担当相に遠藤氏「メダル獲得に全力を」
政府は、新設した東京オリンピック・パラリンピックの担当相に、遠藤利明元文部科学副大臣の起用を発表した。遠藤氏は「メダル獲得に全力を挙げたい」などと抱負を語った。
遠藤氏「セキュリティーあるいは施設運営、何よりメダルを取らないと、国民の皆さん、納得できないと思いますから、そうしたことも含めて、全力を挙げて取り組んでいきたいと思っています。日本オリンピック・パラリンピックにしたいと、国民の皆さんが総参加できるように、そんな仕組みを考えて、皆さんで開くお祭りにしたいなと」
一方、建設費が膨らむ見通しになっているメーンスタジアムの新国立競技場については、担当している下村文部科学相を支援する考えを示すにとどめた。
遠藤氏「いま、文部科学大臣が責任を持って対応されていますので、側面から支援をさせていただきたい」
その上で、遠藤氏は「日本の技術を世界にしっかり発信できるレガシー、遺産をしっかり作っていくことだ」と述べ、後世に残るものとして建設すべきとの考えを示した。